X1 Area秋季リーグ戦初勝利

X1 AreaのWESTディビジョン第2節は23日、王子スタジアムで1試合が行われ、TRIAXIS J-STARSと名古屋サイクロンズが対戦した。試合は第3クオーターに二転三転する展開の後、J-STARSが24対20で逆転勝ちをした。

J-STARSはこれがX1 Areaでの秋季リーグ戦初勝利となった。第1節に試合のなかった名古屋は黒星スタート。

試合序盤は名古屋がペースをつかみ、クオーターバック(QB)渡邉慎也からワイドレシーバー(WR)河上遼へのタッチダウンパスとランニングバック(RB)境田貴琉のタッチダウンランで13‐0とリードを奪った。

しかし、J-STARSはこの直後に反撃を開始する。RB芦田龍居の85ヤードのキックオフリターンタッチダウンを皮切りに、K油怜央のフィールドゴール、RB齋藤陸のTDランで連続得点をあげて17‐13と逆転に成功する。

春のグリーンボウルチャレンジ決勝でJ-STARSに敗れている名古屋はRB境田が56ヤードを走ってエンドゾーンを陥れ、再び20‐17とリードを奪う。

その直後のキックオフで自陣36ヤードからの攻撃となったJ-STARSはラン攻撃を中心に順調にボールを運び、最後は芦田の10ヤードタッチダウンランで決勝点をあげた。

第4クオーターは両チームとも決め手に欠き、J-STARSが逃げ切りで勝利をものにした。

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